概要

  • 会場:島根県立石見美術館 展示室B
  • 会期:2008年11月8日(土) - 2009年1月5日(月) *火曜休館
  • 開館時間:10:00 - 18:30 (展示室への入場は18:00まで)
  • 観覧料:一般300円(240円) 大学生200円(160円) 高校生以下は無料 *( )内は20名以上の団体料金
  • 機材協力:NECビューテクノロジー
  • 公式ウェブサイト:石見美術館
observers 平川紀道展
平川紀道は、主にコンピュータを媒体として、普遍的でありながら、日常生活では気づかない事柄について、観る者に直感的に気づかせる作品を制作しています。 今回の石見美術館の展示では新作2点が紹介されます。コンピュータの有用性をあえて無視したこれらの作品は、それぞれが対になるような構成となっています。展示室では、コンピュータなどの機器だけでなく、作品を観る人の脳、眼球、鼓膜を含む様々な観測装置が、「現時間」における「現象」を観測し続ける、といった状況が作り出されます。それは、作品を体験する私たちが「世界」を再認識するひとつのきっかけとなるかもしれません。
平川紀道 Norimichi Hirakawa
http://counteraktiv.com/
1982年島根県浜田市(三隅町)出身。コンピュータプログラミングにより、普遍的でありながら、日常生活の範疇で知覚しにくい自然法則を、記号的なビジュアルと直感的なインターフェースによって体感させる作品を制作。それらはダイナミズムを伴って身体感覚を拡張させると同時に、世界への再認識を促す装置でもある。GLOBAL BEARINGにて2005年第8回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞。a plaything for the great observers at rest にて、Prix Ars Electroica 2008、 Award of Distinction 受賞。